えりいさん、さきほどのティータイムのおしゃべりのつづき。。
日本の女性と欧米の女性を比べると。。。海外旅行したり、または雑誌のモデルや女優、一般のおしゃれな型のルポや、海外の映画をみたりして。。。欧米の女性はスタイルがすばらしくよくて、日本人女性はふつうは見劣りしてしまい、がっかりしてしまうっていうお話ね。日本の女性はやさしくてかわいらしくて、世界中でもてると聞くけれど、本当に魅力的に思われているのかしら、っていう疑問。
それはまず、えりいさんが19歳と若いから、比較というものをしたくなるのね。大人になると、そんなことどうでもよくなる、比較することは意味がないと思うようになるもの。。。
つぎに、日本の女性は、美しい。そして極論を申し上げると、世界中の女性は美しい。
それは欧米の固形じゃん、いわゆる白人の女性はすらりとして手足もながく、顔もくっきりとほりが深いという特徴があるけれど、当然、アジア女性や日本女性固有の美しさというものもある。
たとえば滑らかな肌やさらさらとした髪、そしてよくアメリカの男性、女性にきくのが、ものすごく細くてきゃしゃ、ふとってる人なんていない!ってこと。アメリカの平均的(モデルや女優ではなくて!)な女性からみたら、日本人はとても細くてうらやましいよう。そして男性からみると、骨格が欧米人の(日本人がうらやましがる)立体的で洋服が似合うようなしっかりした体型ではなく、体が薄いのがしなやかに魅力的に映るよう。
たとえば、白人の女性は、もしかしたら洋服をきた立ち姿は、とびきり美しいかもしれない。黒人の女性は、もっと肌を出して、陸上などのスポーツをしたり、ダンスなどしていると、その切れのあるスタイルや弾力のある筋肉、つややかな肌が、勝てないな!と思わせる美を醸し出す。ラテン系の女性の美は、そのセクシーさと人なつこさで話していると輝きだす。エイジアンである日本の女性の美は、その透明感や可憐さで、近くにいるときの横顔やたたずまい、ソフトなものいいなどで、相手を魅了するのではないかしら。
そして、個性の違う美をくらべて、どれが優れているか比べる必要はない。男性がその魅力を賞賛したりするのは、勝手だし、女性にとっても、外国の女優やモデルに憧れるのは楽しいことだけれど。そして、男性は、美にたいして多様な好みをもっているもので、日本女性がルックス的にタイプ、という人たちがいる。そして、男性は、ふつうは(1割以下のよほどの自信家でないかぎり)、絶世の美女をもとめてるわけではなく、手の届きそうな、自分のタイプの、美しい女性、が好き。そして、男性は女性よりずっと女性のルックスに甘く、ほとんどの女性に美をみいだしてるもの。
だから、すべての男性にとって、すべての女性は美しい、というわけ。
もちろん、あなたも十分美しい、たとえトップクラスではなくたって。えりいさんには、自分の美しさ、日本女性の美しさ、というものに、自信をもつというより、もう美しいのだから、それを楽しんでほしい。これからの、20代、30代、40代、そしていくつになっても。
そして欧米の男性は、日本の女性より、中年、老年の女性に美を見いだすのがお得意よ。フランスの女性など、いくつになっても、おばあちゃんになっても、どこでも女性としてあつかわれているものよ。えりいさんには、遠い話だけれど、老いさえおそれる必要はない。
女性は、いくつになっても、美しい、のよ。