りりこさん、おひさしぶり、長いヴァケーションで、ご連絡をとりそこなっているうちに、あっというまに2ヶ月、夏ももう終わりですわね、まだまだひどい暑さですけれど!
前回の秘密のこと、それはまたゆっくり。
わたくし、ヴァケーションで、酒井順子さんの「儒教と負け犬」という本を読みましてよ。そこで彼女も指摘するとおり、日本をふくめた儒教文化の国では、女性のほうが学歴や社会的地位が高いと、男性が居心地がわるくひいてしまうこと、
つまり頭がよくてがんばってきたしっかりした女性は、美しく洗練されていても(むしろ、美しいとよりミスパーフェクトというんじで)、つりあう御相手に困ること。また、女性のほうも、自分より社会的地位が少し上であってほしいと思う方が多く、その結果、なんでこんなすてきなキャリアウーマンが!というような方がたくさん独身でいらっしゃる。中国ではそんな方を「余女」(!!)というんですって。
でも、オバマ大統領や、クリントン大統領をごらんになって。もともとは夫妻とも弁護士、ヒラリーなどは、夫よりも優秀といわれてきた。欧米では、一般的に、とくに中流以上では、女性が高い教育をうけていたり、社会的成功をおさめていることは、魅力であり、ハイクラスの男性ほど、自分の相手はそういう人でなくては話もあわないし、自分の属するクラスにもあわない、と思っているようよ。
したがって、女性は、がんばればがんばるほど、そして思うぞんぶん、美もみがいて輝けるというわけ!だと私はおもっているわ。