ダーリンは外国人、相談所

アメリカの男性は、合理的でシンプルすぎるかしら。

ルミさん、

アメリカの男性とデートなさっているとのこと、アメリカの男性のことを少しお話させていただいておくわ

アメリカの男性は合理的でシンプルすぎて、ヨーロッパの男性のメンタリティのほうが日本人女性に近いのではないかしら、と時々きくものだけれど、わたしくしはそうでないと思っているの。

たしかにそれにも一理あるのだけれど、外国人同士、異文化のもの同士がつきあうとき、アメリカの方は、オープンでシンプルでわかりやすい、これは非常に楽なことだと思うわ。そして異文化の人を尊重し理解しようという気持ちも比較的高い。

そしてあなたが、ルミさんがアメリカの文化をすきだったら、もっといい。もしルミさんが、どこかの国や文化をとても好きで勉強したいとか、住みたいとか思うのなら、それは縁のある国だから直感を大事になさって、日本でもその国の方たちの人たちとつきあったり、友人をふやしたり、コミュニティにはいったりなさったらいいと思うわ。

また、ご連絡おまちしているわ。まずは、楽しいデートを！

もちろんですわ、欧米の男性と一言に言っても、国、さらに地方によって全く違ってよ。

ルミさん、メイル拝見したわ。

もちろんですわ、アジアの男性だって、日本の男性と、お隣の韓国、中国の男性と全く違うように、そしてその国の地方でもずいぶん違うし、世代でも違うように、欧米の男性だって実にさまざま。一概に欧米の男性、とはくくれないわね。でも確かに、欧米の男性共通の文化や性質はあるけれど。

さらに、私の夫は、もう小学生のころから、ヨーロッパに住んだり、１０代で日本に着てからトータルで１０年以上済んでいたり、アジア各国に住んだりしたから、とてもグローバルな人間で、そういう意味では、典型的でコンサバティブなアメリカ人よりも、わたくしとの価値観のほうが近いといえる。アメリカ人は、日本人以上にいろんな意味で幅が広く差が激しく、つまりアメリカから出たことない方のほうが多いというし、アメリカ映画しか見ない方がマジョリティなのだし。

どこの国、文化の男性かということより、グローバルな価値観をもっているか、日本の文化、日本人への理解が深いか、ということのほうが、人間どうしつきあっていくうえでは、重要なことだと思うわ。

good looking guys の続き、外国の男性とつきあうのは海外旅行をするようなもの。

ルミさん、先日のお話のつづき。。

そうね、欧米の方に限らず、外国の男性、異文化、異人種の男性とおつきあいするっていうことは、海外旅行をしているようなもの、あるいは、海外の珍しいお料理を頂いているようなもの。安心感があり慣れ親しんだ国内の旅行や料理に比べて、刺激に満ち、新しいこと、驚くこと、おもしろいことがたくさん。だから表面的、外見などが目がいきがち。そしてそれは当たり前のことだと思いますわ。

でも、たとえば外国でも何度も訪ねたり、住んだりしているうちに、表層的なことはどうでもよくなり、その街や文化のより奥深いところとつきあうことになり、そこに関心をもつようになる。それに、街の景観もふくめた雰囲気の好みが、付け足される程度、といった感じかしら。

だから、私の女友達で、欧米の男性が好み、という人たちは、欧米の方と何人か、ある程度の期間、つきあううちに、しだいにルックスのタイプ重視から、内面重視に、ルックスはだいたい好みのタイプなら、といった選び方になるというわけ。

そして、二人一緒にいて、とてもしっくりくるような、ぴったりのパートなーを見つけてきているわ。かっこいー、きゃー好み！なんて勢いで恋に落ちて、長く続いているカップルは、わたくしは知らないわ。

gook looking guys が好きなうちは、本当に外国の男性が好きとはいえないわ。

ルミさん、今日はお電話でお話する時間がなくってごめんなさい。

今、good looking　のアメリカの方とデートなさってるんですって。かっこいい欧米の男性に憧れがあって、かっこいい方とつきあいたいそうね。美しい男性はいいものね、憧れもおおいに結構。フランスのある大女優も、「わたしは何でももっている。男性は美しければ十分よ」と言ったのは有名な話のようですし。

でも、これからのために言わせていただくわ。good looking guys が好きなうちは、本当に外国の男性が好きとはいえないってこと。

私の友人たちをみても、ほぼみんな、最初は外見にひかれてつきあったりするけれど、だんだん一般的なかっこよさなどこだわらくなってきて、いろいろな方とつきあった末に、外見はふつう、でも彼女にぴったりだわ、というような男性をちゃんと夫に選んでくるわ。

あら、もう深夜になってしまって。。明日、早いので、また明日めいるさせていただくわ。おやすみなさいませ。