エミさん、メイル拝見したわ。エミさんは、同じ大学の留学生や、友人の友人といった外国の方や、今努めていらっしゃる外資系の会社の外国の男性と、自然に知り合ったり、デートをしてり、2回ほどつきあったこともあるとのこと。わたくしの20代のころ、バブルのころはどうだったのですか、なんて、なにか刺激的な話を期待していらっしゃるのかしら。
そうね、もちろん80年代のジャパン アズ No.1と言われた頃や、90年はじめまでの日本のバブルの頃は、日本人と欧米の方たちの関係性もかえたでしょうね。それ以前とは違うし、またそれ以後とも違うもの。
80年代は、日本はすごい!ということで、欧米でも日本語を学ぶのがブームだときいているし(今は、英語はあたりまえ、そして中国語が大人気だそう)、景気のいい日本に、外資系の会社もたくさんの社員を送り込んできたし、一方、エリート会社員でなくても、どこかの大学くらい出ていれば、英語教師として金払いのいい日本で一稼ぎできて、アメリカに帰って家をたてたり、ビジネスを始めたりできる!と言われていた用よ。そして欧米人のかれらにとっても、大都会から人ばかりではないわけだから、東京はすごい、きらめくような大都会としてうつったようよ。
しかも、女性はほっそりとこぎれいで、とびきり優しく、欧米の男性にとても好意的。人生で最高にというか、異常にもててしまって、たいていはつけあがってしまって、勘違いして、ごうまんになったり、というケースが多くて、あまりいいおつきあいは多くなかったのではないかしら。
でも、若い女の子たちのほうも、バブル的に楽しんだともいえるわね。欧米からの日本への、まだ若く独身の駐在員も、たっぷりと手当をもらって、豪華なマンションに住んでいたし、ゴージャスなデートも楽しんだのではないかしら。また、バブルのころは、そういうことを、女友達に自慢するような、マテリアルな時代でもあったの。
今は不況だと不況だというけれど、マテリアルなことに価値をもとめないようになったということは、とてもいい側面でもありますものね。
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